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建通新聞社(東京)
2016/10/12

【東京】都 武蔵野市の介護老健整備運営者の公募開始

 東京都福祉保健局は、武蔵野市内の都有地に定員80人以上の介護老人保健施設を整備・運営する事業者の公募手続きを開始した。東村山ナーシングホームの民設民営施設への転換の一環として、都有地に定期借地権を設定して貸し出し、民間事業者が新たな施設を建設する。10月26日に説明会を開き、12月5〜13日に応募申し込み、2017年1月18〜27日に借受申請書を受け付ける。同年6月に事業者を決定し、20年3月に開設する。
 東村山ナーシングホームは、病院や老人ホーム、介護老人保健施設、保育園などの機能を配置した「東村山キャンパス」(東村山市青葉町1ノ7ノ1他、敷地17・5f)にある。この東村山キャンパス再編の一環として、都が直営で設置している定員161人の特別養護老人ホームと、同50人の介護老人保健施設を民設民営施設に転換する。
 特別養護老人ホームについては、2期に分けて事業者の公募手続きを実施済み(第2期は選定作業中)。今回、残る介護老人保健施設の事業者を募る。
 武蔵野市桜堤1ノ9ノ7の都有地(旧武蔵野くぬぎ園跡地の一角)2743平方bを50年間にわたって貸し付け、通所リハビリテーションと訪問看護の機能を併設した定員80人以上の介護老人保健施設を整備する。敷地の用途地域は第2種中高層住居専用で、建ぺい率60%、容積率200%。
 応募できるのは介護老人保健施設か介護療養型医療施設の運営実績が1年以上ある社会福祉法人や医療法人など。26日の事業者説明会に参加することを求める。
 17年6月に事業者を決め、事業者が18年度中に着工。19年度末までに開設する。
提供/建通新聞社