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建通新聞社四国
2016/10/14

【愛媛】年度内にも設計着手 西予市明浜支所移転新築

 西予市は、明浜支所の移転新築に向け、建設場所の選定を進めている。建設場所が決定次第、できれば2016年度内にも設計に着手したい考え。
 建設場所の候補になっているのは高山小学校跡地(明浜町高山甲3420)と明浜西中学校跡地(明浜町宮野浦)。高山小学校跡地への移転が有力だが、そのためには国道378号からのアクセス道となる湯の川くらぬき線の拡幅改良が必要となり、地域住民や地権者の同意を得なければならない。
 明浜支所改築支所内検討会で策定した基本計画では、新施設は2階建てで既存施設よりも縮小する方針。既存の庁舎は、本庁舎が鉄筋コンクリート造3階建て延べ1010平方b、別館が同造3階建て延べ894平方b。また、既存庁舎は新庁舎移転後に解体し、駐車場として整備する計画。
 現段階での移転スケジュールは、16〜17年度に庁舎実施設計およびアクセス道改良に着手、18年度に庁舎建設、19年度に供用開始となっている。
 既存の本庁舎は1962年建設で老朽化が著しく、耐震基準を満たしていない。地震による津波被害も想定されているため、明浜支所改築推進委員会が設置され移転に向けた検討が進められていた。

提供:建通新聞社