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　高山市は、六厩（むまや）浄水場の老朽化に伴い、新たな施設を建設する。この詳細設計を東洋設計高山支店（高山市）に委託した。２０１７年３月24日までにまとめ、17、18年度の２カ年で工事を行う予定だ。
　既設の浄水場は１９６５年に配水を開始し、50年以上経過している。老朽化が進んでいることや、基準値内であるものの、水質の数値が落ちてきているため、新たな施設を建設し、廃止することにした。
　新施設は、以前行った調査で、水量や水質ともに安定している荘川町六厩７７９地内に建設する予定。くるまーと六厩公園付近に位置する谷から取水する。
　今後、設計を進めるとともに、同付近の敷地の地権者などを調査し、５００平方�b程度を取得する考え。
　新たな施設は、既存施設と同等の取水容量の24立方�b程度を計画。取水ポンプや滅菌タンクなどの施設を配置する。また新たな施設から既存の配水枝管に接続する管としてポリエチレン管約５００�b（口径１００�_を想定）を敷設する。この他、詳細については設計の中で固める。
　工事発注時期などは今後検討するが、17年度からの２カ年を予定しており、数工区に分けることを想定している。
　また、既存の施設は新たな浄水場が完成後に廃止し、解体撤去する方針。

提供／建通新聞社