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秋田建設工業新聞社
2016/10/20

【秋田】大館市/新庁舎基本案は久米・建築設計協組共同体

 大館市役所本庁舎建設事業の基本設計業務は、公募型プロポーザルで選定した久米設計と構成員候補者の秋田県建築設計事業協同組合がJVを組成、大館市と業務契約を取り交わした。契約金額は3,348万円(税込)。久米・秋田県協同組合設計共同体では、新庁舎本体や外構、駐車場(150台規模)等についてまとめる。庁舎の延べ床面積は7,200u程度で、履行期限は来年6月30日。基本設計脱稿後は、実施設計を随意契約し、30年9月の期限で行う。
 大館市役所本庁舎は昭和29年に建設され、増築を経て現在に至っている。21・22年度に行った本庁舎の耐震診断の結果、耐震基準を満たしていないことが判明し、耐震補強工事などの方策を検討していたが、東日本大震災の発生を受け、防災拠点のあり方や現庁舎の将来的な維持管理費増大、庁舎機能の集中配置による市民の利便性向上などについて審議し、27年2月に「大館市本庁舎建設基本構想」、今年3月により具体的な「大館市本庁舎建設基本計画」を策定した。
 8月に行われた基本設計プロポーザルの公開ヒアリングには5社が参加し、「歴史ある桂城公園との調和、景観や機能の一体化を図り、街のにぎわい創出に繋がる建築計画と敷地利用の考え方」等、4つの特定テーマについて提案が行われた。
 特定テーマに関し、久米設計は的確性、創造性、実現性すべての項目で最高評価点を得たことが、最優秀提案者として選定された理由とされている。
 事業は、30年度から32年度にかけて本体建設、33年度の開庁を想定しており、外構についてはすべての発掘調査を終えた35年度以降に着工する見通し。市庁舎本体および外構工事費は概算で31億9,300万円を予定している。また、今年度は敷地地形測量を奥羽測量設計事務所に委託しており、今後は地質調査業務も委託する。

提供:秋田建設工業新聞社