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建設新聞社(長崎)
2016/10/21

【長崎】現場女子会に定員を大幅に上回る参加者

県長崎振興局 女性向け現場見学会
   予想以上の反響 今後も継続

 女性向けの現場見学会(現場女子会)『ナイトミーティングイン中島川』が、12日夜に中島川河川改修工事現場で開かれた。子ども連れを含む20代〜40代を中心に、前回を上回る76人もの女性が参加。主催した県長崎振興局は、参加者が定員(50人)を大幅に上回ったことを「予想以上の反響」とし、今後も継続していく考えを示した。
 現場女子会は、建設業に対する女性の関心を高めるとともに、女性の入職促進につなげることなどを目指して、ことし3月に初めて開いた。休日の昼間に実施し、女子高生が多く参加した前回に対し、今回は仕事帰りの女性が主なターゲット。狙い通りの結果となった。
 当日は、女性職員らによる工事概要や土木仕事についての説明の後、中島川工事安全協議会(竹下建設工業梶A且O基ほか)の協力を得て、高所作業車やバックホーの試乗、TSを使った距離測定クイズなどを実施。さらに今回は、建設機械やオペレーターの技術力を知ってもらおうと、バックホーによる習字を実演した。参加者は、バックホーが書き上げる和≠フ文字に拍手を送ったり、高所作業車からの出島の夜景や、女性オペレーターとの重機試乗などを満喫した。バックホーが書いた「和」の字を前に長崎県のN<}ークで集合写真

   これほど女性がいるとは。頼もしい!
 ケーキを食べながらのお喋りタイム≠ナは、「普段近寄れない重機や仮囲いの中を見ることができ建設業に関心が持てた」や「何気なく通り過ぎている他の工事現場も興味が湧いた」といった声が聞けた。また参加者へのアンケートでは「子ども(女の子)が土木に興味を持っているので参加した。現場を見ることができ良かった」「これほど女性がいるとは思わなかった。頼もしい」といった意見も寄せられたという。
 見学会終了後も、バックホーの試乗をねだる子もいるなど、女性の関心の高さがあらためて感じられる会となった。ksrogo