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日刊建設工業新聞
2016/10/26

【鳥取】道路関係の補正 補助・交付金事業に36・7億円配分 大半は年明けから発注

 国の第2次補正予算に関連し県土整備部は20日、道路事業の補助・交付金事業の「個所付け」を決定。国道178号岩美道路など64カ所に36億7200万円を各県土整備事務所、局に配分した。
 補助事業は岩美道路に5億円のほか、国道313号倉吉道路に1億4000万円、同倉吉関金道路に3億1000万円など4カ所に10億円。岩美道路は東浜工区の山切りに着手し、倉吉関金道路では橋脚や盛り土工を促進する。また、倉吉関金道路は国補正5億円の内示に合わせ「11月補正」後、さらに1億9000万円を追加する。
 社会資本整備総合交付金の国道、県道改築は5カ所に7億3300万円。国道181号岸本バイパスは5億5300万円の配分になったほか、鳥取鹿野倉吉線の片柴工区は2カ所で1億2000万円。
 防災・安全交付金の国道、県道改築は13カ所に7億1300万円。津山智頭八東線・大呂2工区の護岸工に3100万円、東郷湖線・長和田工区のかさ上げに1億0900万円、溝口伯太線・猪小路工区にも1億0600万円を配分した。
 交通安全事業は11カ所に3億9600万円。主なカ所は倉吉青谷線・方地工区に1億円、国道431号・弓ヶ浜工区に5700万円を充てて歩道を整備する。
 また、落石対策の災害防除は27カ所に7億6000万円。国道482号・舂米では県境近くの落石防止網に1億5000万円、岩美八東線・姫路に9500万円、倉吉赤碕大山線・羽田井に9000万円などを手当てした。
 同部道路企画、建設の両課では「大半のカ所は繰り越し措置を取ってから発注する」と話しており、11月県議会で繰り越し承認後、年明けから年度末にかけて集中発注する。
 各県土の配分状況は次の通り。
▽鳥取県土=岩美道路5億円、鳥取国府岩美線(十王峠2工区)1億1000万円など13カ所に8億円
▽八頭県土=津山智頭八東線(芦津工区)4000万円、国道482号舂米災害防除1億5000万円など9カ所に4億1800万円
▽中部県土=倉吉道路1億4000万円、倉吉関金道路3億1000万円など16カ所に10億円
▽米子県土=国道181号岸本バイパス5億5300万円、溝口伯太線(阿賀〜原工区)改築1億1600万円など17カ所に12億5000万円
▽日野県土=国道181号江府道路5000万円、国道181号板井原災害防除5000万円など9カ所に1億9800万円