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建通新聞社四国
2016/10/28

【香川】県都計審 国道11号・ことでん駅前広場承認

 香川県都市計画審議会(白木渡会長)が17日、県庁で行われ、高松広域都市計画道路の変更について審議。原案通り承認した。同変更は国道11号東バイパスと、ことでん琴平線の立体交差部に高松市が整備予定の新駅設置に伴い、約5760平方bの駅前広場を高松市太田下町に整備。広域都市計画道路の構造形状の内訳に追加し都市計画決定する。
 路線バスや高速バス、多様な交通手段と鉄道とを結束する。今回審議会で承認されたため、11月下旬にも都市計画決定・告示の予定。
 駅前広場は国道11号東バイパスと、ことでん琴平線と交差する部分の国道北側に約4440平方b、南側に約1320平方bの2カ所。
 高松市では駅前広場のレイアウト案を示し、地元説明会を開催した上で、県都市計画課や高松市役所で素案閲覧と公聴会での公述申し出の受け付けを行った。8月5日に公聴会を開催。近隣住民からの公述は▽駅前広場整備による交通渋滞の発生▽騒音、振動の発生▽排水処理への懸念に関するもの1件―だった。
 この意見について、都市計画法定に含まれない、参考図の施設配置計画に対するものとして、今回の都市計画変更に影響はないとの判断を審議会に報告。
 施設配置計画については、今後、高松市が詳細設計を進める上で近隣住民の合意が得られるように検討すること―を審議会に報告した。

提供:建通新聞社