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北陸工業新聞社
2016/10/29

【石川】町議会全協/来年度から工事着手/内灘町 白帆台IC整備

 内灘町は、北部地区で計画する(仮称)白帆台インターチェンジ(IC)整備事業について、17年度から建設工事に着手する方向で調整を進めている。28日に開かれた町議会全員協議会で今後のスケジュールが報告された。
 白帆台ICは、都市計画道路権現森線を延伸する形で宮坂の権現森公園付近の「のと里山海道」に連結する計画。将来的にフルIC設置が可能なダイヤモンド型とし、金沢側の上下線にだけ出入口を設けるハーフタイプとして整備する。
 町は現在、石川県と協議しながら詳細設計(担当・日本海コンサルタント)と用地測量(同生田測量)を進めている状況。委託内容はダイヤモンドIC、平面交差点、取付道路延長660メートルの設計、路線測量、土質調査、用地測量(8・23ヘクタール)などとなっている。いずれも履行期間は来年3月24日までで、今後、来年度当初予算案への事業費計上へ向けて準備を加速させる。
 来年度は保安林の解除手続きを経て着工する見通しで、その後複数年掛けて事業が進められることになる。
 北部地区では今後、宮坂17号線、宮坂北線道路整備、幹8号宮坂西荒屋線延伸などの事業も計画されている。
 町議会全員協議会ではこのほか、国の2次補正に伴い交付金4125万円の内示が決定した道路事業も報告された。湖央橋橋梁補修や準幹1号線舗装補修、既設消雪施設改修など7件を計画しており、事業費総額は7630万円。今後、12月補正予算案に事業費が計上される。

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