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建通新聞社(静岡)
2016/11/04

【静岡】静岡県伊豆の国市 新火葬場の基本計画策定へ

 伊豆の国市は、建て替えを予定している火葬場の建設地を韮山多田974他の韮山ごみ焼却場入り口付近に決め、2016年度内に基本計画の策定に着手する見通しだ。
 現在の長岡斎場(長岡1407ノ4)は1983年竣工で施設の老朽化が進むとともに、将来予想される火葬需要に対応できないことなどから、長期的な展望に基づいた対策が求められていた。市では16年度、用地選定基礎調査を火葬研(東京都千代田区)に委託。施設整備の基本方針を▽周辺に配慮した潤いある施設づくり▽新たなニーズに対応できる施設づくり▽維持管理がしやすく効率的な施設づくり−などとし、必要想定面積1万8000〜2万平方bなどの基本条件を定めた上で、安全性や利用者の利便性、病院・医療施設までの距離、用地取得費用、維持管理の容易性などの評価項目から、建設地を日通道路沿いの韮山ごみ焼却場入り口付近(韮山多田974他)に決めた。
 基本構想によると、新火葬場の施設概要は、火葬炉数3基、炉前ホール2室、収骨室1室の他、エントランスホール、多目的室、告別室、霊安室、機械室、事務室など。火葬炉には、長岡斎場には設置されてい前室を設置する考え。16年度内に策定に着手する基本計画の中で、施設の配置計画などをまとめる。
 基本計画策定後、生活環境影響調査、都市計画決定手続き、設計などを経て、19年度に建設工事に着手。合併特例債期限である21年3月の完成を目指している。


提供:建通新聞社
(2016/11/4)

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