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日刊建設タイムズ社
2016/11/04

【千葉】旭日小綬章に鈴木雅博氏/千建協前会長、高い指導力/2016年秋の叙勲/旭日双光章に金子氏

 内閣府は、2016年秋の叙勲の受章者を発表した。本県建設業関連では、前(一社)千葉県建設業協会会長で、現相談役の鈴木雅博氏(市原市)が建設業振興功労で旭日小綬章、元(一社)千葉県空調衛生工事業協会副会長の金子勝彦氏(千葉市)が専門工事業振興功労で旭日双光章、千葉工務店代表の千葉喜代男氏(市原市)が瑞宝単光章を受章した。本年度の秋の叙勲の受章者は4055人で、本県関係は202人(知事推薦55人)。
 このうち、建設業振興功労で旭日小綬章を受章した鈴木雅博氏は、多年にわたり建設業に従事し、公共工事の施工を通じて地域社会に貢献。1963年6月に太陽物産株式会社の代表取締役に就任し、健全経営に努め現在に至る。この間、建設業に精根を傾注し、主に千葉県、市原市等の公共土木工事を請負い、常に革新的な技術の習得に努めて工期を厳守し、加えて誠実な施工に精励。経営の合理化を図るなど、その堅実な業績は発注者から高い評価を受け、良質な社会資本整備による地域社会への貢献は大きい。
 一方、建設業団体役員としては、1988年5月から、業界一本化後の新生社団法人千葉県建設業協会理事に就任。92年5月から2002年5月までの10年間は、副会長の職責を全う。その後、08年5月に会長に就任し、本年5月まで務めた。また、80年5月から現在までの24年間にわたり、前身である建設業中央会(引き続き、現(一社)千葉県建設業協会)市原支部理事を務める。この間、86年5月から2年間、支部副支部長を務めた後、88年5月から96年5月までの9年間は、支部長として業界発展に指導力を発揮した。
 地域建設業の振興に寄与した功績は多大で、特に▽建設業界一本化への功績▽建設業協会市原支部役員としての功績▽元請・下請適正化推進への功績▽建設業福祉対策充実への功績▽建設業協同組合役員としての功績▽地域防災活動への取り組み▽社会貢献活動への取り組み▽社会貢献活動への取り組み――の業績は高く評価されている。99年5月に(社)全国建設業協会会長表彰(建設功労)、03年11月に千葉県知事表彰(土木功労)、05年7月に国土交通大臣表彰(建設功労)を受賞。中央大学第一商学部卒。1940年2月11日生まれの76歳。k_times_comをフォローしましょう
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