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建通新聞社
2016/11/04

【大阪】大阪市 正蓮寺川公園の実施設計を近く

大阪市は、阪神高速淀川左岸線の上面に計画する正蓮寺川公園について、近く実施設計を外注する他、12月に初弾工事に着手する予定だ。2016年度に行う実施設計の対象箇所は、17年度以降、順次工事を発注していく。
 同公園は、地下化した正蓮寺川と阪神高速淀川左岸線(T期区間)の上面に整備するもので、正蓮寺川の上〜下流部に至る総延長2・5`、総面積約18・8f。幅40〜90bの細長い都市公園。
 14年にまとめた基本設計によると、高見公園南端との接続箇所を展望・広場ゾーンとして多目的広場を配置する。同ゾーンから千鳥橋までを交流ふれあいゾーンとし、歩行者専用道路(幅員12b)を中心に、キッズコーナーやパーゴラ、ストレッチ広場、アクセス坂路を配置。多目的芝生広場を千鳥橋の隣接箇所に整備する。
 同下流側からは、にぎわいの広場ゾーンで観覧席があるイベント広場やコミュニティー花壇、サブイベント広場を配置し、森巣橋隣接部に多目的芝生広場を設ける。トイレは千鳥橋と森巣橋の隣接部に設ける。
 工事は計画地の中で最も利用者が多くなることが見込まれる千鳥橋上流側の約1・8fのエリアからスタートする。スケジュールでは、16〜18年度に上流部の千鳥橋〜大開、19〜21年度に中流部の森巣橋〜千鳥橋、24〜25年度に下流部の北港大橋〜森巣橋の整備を進める。
 同事業は、16年度の市建設事業評価対象案件。対応方針案としては、予算の範囲内で着実に事業を進める「事業継続B」に位置付けている。

提供:建通新聞社