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秋田建設工業新聞社
2016/11/04

【秋田】(株)北都銀行/CCRC事業・拠点施設整備のサポートで検討開始

 株式会社北都銀行(秋田市中通三丁目1の41、斉藤永吉代表取締役頭取)は、秋田不動産サービス株式会社(秋田市中通五丁目1の51、久米田和太郎代表取締役、以下AFS)が事業主体となって取り組む「秋田版CCRC事業」に対する事業サポートの検討を開始した。AFSが事業主体となり、JR秋田駅前地区に隣接して店舗を構える同行秋田駅前支店と、秋田信用金庫秋田駅前支店の所有地で事業展開するもの。同行は、中心市街地の活性化に寄与すべく、積極的にサポートしていく考え。
 AFSは、秋田市中心市街地活性化の呼び水として、「秋田版CCRC事業」の検討を開始。県の補助事業である「生涯活躍のまち」取組支援事業費補助金の採択を受け、同行と秋田信用金庫が所有する土地にCCRC拠点施設を整備する。地域金融機関として地方創生を重要戦略と位置づけている同行も、プロジェクトの趣旨を鑑み、事業サポートの検討を開始した。
 事業では、首都圏からのアクティブシニア・若者の移住定住促進や、入居者と地域金融機関を結ぶ交流ゾーンの設置のほか、入居者の日常的ケア、地域住民との交流、医療機関・大学との連携事業等について、関連企業らとともにコーディネート。また、「地域包括ケア」との連携により、入居者の生活と看取りなどもサポートする。
 北都・秋田信金による金融サービスをはじめ、地域の取引先とのネットワークと連携した「生活支援サービス」、クリニックや相談室、介護施設等と連携した「医療介護サービス」など、子どもから高齢者まで安心して快適に暮らせるまちづくりのサポートを目指す。

提供:秋田建設工業新聞社