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建通新聞社(神奈川)
2016/11/07

【神奈川】川崎市まちづくり公社、仮称小杉小新築を簡易型総合評価で 11月17日ごろ公告見通し

 川崎市まちづくり公社は、川崎市に代って事業を執行する「立替施行」として、「仮称小杉小学校新築工事」の総合評価一般競争入札(簡易型)を11月17日ごろ公告する見通しだ。入札参加資格は川崎市内に本社がある企業3者または4者で構成するJV。設備関係は別途発注する。入札公告はまちづくり公社のホームページに掲載する。
 小杉駅周辺地区の新設小学校「仮称小杉小学校」の建設地は中原区小杉2ノ295ノ1で敷地面積約1万平方b。校舎・体育館の規模は鉄骨造一部鉄筋コンクリート造5階建て延べ1万1177平方b。基礎工法は既製コンクリート杭。校舎棟の5階にはプールを設け、体育館屋上はグランドとして使用する。2〜4階に普通教室とオープンスペースを配置し、バルコニーやテラスを設ける。この他に付属施設として体育倉庫など3棟115平方bを整備する。設計は梓設計(東京都品川区)が担当。事業費は53億円。完成予定は18年12月28日。
 川崎市では大規模な建設事業の集中に伴う経験豊富な技術職員の不足に対応するとともに、財政負担を平準化するため、小杉駅周辺地区の新設小学校の整備に当たっては「立替施行」を活用することにし、川崎市まちづくり公社と協定を締結した。公社が校舎などの施設を建設し、完成後に市が買い取ることになる。
 新設小学校の用地は、日本医科大学と協定を結び、事業用定期借地権を設定して33年間借地する。
 提供:建通新聞社