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建通新聞社
2016/11/08

【大阪】上期落札ランキング 1位は北陸新幹線おさえ東大阪市新市民会館・大林G

弊紙集計によると、2016年4〜9月期に近畿圏(一部北陸含む)で入札された工事案件のうち、入札結果が公表済みとなっている案件(落札候補段階含む)は10月末現在、全約1万2000件。このうち落札最高額は、東大阪市が発注した新市民会館整備運営事業の169億7389万6793円(落札者=大林組グループ)だった。また、スーパーゼネコン5社別の落札件数・総額は、大林組が10件総額552億0734万6793円で件数・額共にトップ。以下、大成建設、鹿島、清水建設、竹中工務店の順となった。竹中は前回集計(1〜6月期)に続き、落札がなかった。
 落札額ランキングの上位10件を見ると、2〜6位を鉄道建設・運輸施設整備支援機構鉄道建設本部大阪支社の北陸新幹線関連工事で占める一方、トップとなった東大阪市の新市民会館の他、8位に堺市の堺市民芸術文化ホール建設工事(その2)、10位に箕面市の北大阪急行延伸に伴う特殊街路部整備工事(第2工区)が入るなど、自治体クラスの大型案件も目立った。
 スーパー5社の大林以下の受注額は、大成が4件総額200億5630万円、鹿島が2件総額132億1900万円、清水が2件総額65億7838万9000円。
 同集計は、建通新聞大阪支社で取得した入札結果情報(4〜9月入札分)に基づく。入札取材範囲は大阪府と府下全市町村、阪神エリア、京都、奈良、和歌山、滋賀とその県庁所在地、国関係、高速道路会社、URなどの発注機関。一部北陸方面含む。
 ※2016上半期落札額ランキングトップ10は建通新聞電子版に掲載中

提供:建通新聞社