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建通新聞社(中部)
2016/11/08

【岐阜】土岐市の新庁舎建設 年内に基本設計まとめ

 土岐市が進めている新庁舎建設の基本設計が年内にもまとまる見通しとなった。市ではその概略を公表する予定でいる。引き続き、東畑建築事務所名古屋事務所(名古屋市中村区)で実施設計を行い、2017年7月末までに完了させ、工事発注の準備に着手する。土岐市庁舎の現況
 基本計画では、新庁舎は耐震構造で、規模は3階建て延べ約8600〜9900平方b。駐車場の収容台数は約343台、駐輪台数は40台。 庁舎内には窓口、執務、議会、防災、市民交流の五つの機能を導入する。1階フロアに窓口機能を集約することや災害時の対策拠点となるよう整備する。その他自然エネルギーの有効利用として太陽光発電設備を設置することや省エネ推進としてLED照明の導入、断熱性、日射遮蔽(しゃへい)性の高い建具やガラスを採用することなどを計画している。
 建設地は既存庁舎敷地内の土岐津町土岐口2101の面積1万4184平方b。仮設庁舎は設けず、既存庁舎南側部分を解体しながら工事を進める。概算事業費として新庁舎工事費に約40億円、外構整備などに5億円、既存庁舎の解体などに2億円を想定している。19年度内の完成を目指す。

提供/建通新聞社(2016/11/08)