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秋田建設工業新聞社
2016/11/08

【秋田】電源開発(株)/(仮称)新仁賀保風力発電・4月着工へ来月にも施工者決定

 電源開発株式会社(東京都中央区銀座六丁目15の1、北村雅良取締役会長)は、にかほ市仁賀保高原で計画する(仮称)新仁賀保風力発電事業に関し、予定している風力発電機29基のうち新設する18基の施工業者を、来月または1月頃をめどに決定する方針だ。現時点で、造成・基礎工事、風車据え付け、電気設備を分離して発注する予定。来年4月に着工、平成30年10月に試運転を開始し、31年3月の稼働を目指す。
 計画は、事業実施区域約1,193haのうち、約14.74haの改変面積部分で29基(2,300kW/基)の風力発電機を整備するもので、整備後の出力は合計66,700kW。29基のうち新設するのは18基で、既設の北側に8基、南側に10基を設置する予定。
 残る11基については、建設予定地ですでに運転している仁賀保高原風力発電所の既存15基を集約し、大型風車に建て替える方針で、新設した風力発電機稼働後の平成33年5月に着手する見通し。
 新設工事では、来年4月に仮設と取付道路・敷地造成、同年7月に風車基礎、9月に配電線、10月に変電所連系、30年4月に風車輸送と組み立て、同年6月に復旧へ着手する。30年10月に試運転を行い、31年3月の運転開始を目指す。
 建て替え工事では、33年5月に仮設、同年6月に取付道路・敷地造成、7月に風車基礎、9月に配電線、34年3月に既存風車撤去(3基)、同年4月に風車輸送と組み立て、5月に復旧へ着手する。34年10月に試運転を行い、35年3月の稼働を目指す。

提供:秋田建設工業新聞社