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日本工業経済新聞社(群馬)
2016/11/09

【群馬】金井橋を架け替え計画

県富岡土木事務所は、国道254号の金井橋(甘楽町金井)で架け替え工事を行う計画だ。本年度は詳細設計をニュージェック(大阪府大阪市)に委託。仮橋や迂回路、新橋の構造などの架け替え計画を年末までにまとめる。来年度以降は早期工事発注を目指して、迂回路にある建物などの移転補償や来年度の予算確保に努める方針だ。発注方法はまだ未定だが、工期が2カ年にわたるため予算次第では工事を分割する可能性もある。
金井橋は、天引川に架かる2径間の橋長23mで、幅員は12・3m(有効幅員11・5m、両側歩道含む)。上部工は鉄筋コンクリートT桁+合成桁橋で、下部工はコンクリート重力式橋台とコンクリート柱橋脚となっている。既設の車道部中央(幅員5・5m)は1934年に木橋から架け替え、路肩と歩道部は1986年に架設した。
今のところ迂回路は国道254号北側で、鋼製のリース橋を設置する方向で検討を進める。現場状況に合わせて、仮橋を現場打ちで施工する可能性もあるという。迂回路には建物などの物件があり、ルートが最終的に決まれば、移転補償に着手する見通しだ。
新たに架ける橋は桁高の制限があり、川底からH約2・5m以上の高さが必要なため鋼単純合成鈑桁橋を見込む。非合成桁では接続する道路との高さが合わず、川との高さもないことから薄くて強度の高い合成鈑桁を採用する予定だ。
新橋は単径間を想定する。歩道部は現在、歩車道をブロックで区切っているだけだが、新橋はマウントアップする可能性もあるという。橋長は既設よりも1〜2m長くなると見られる。
構造照査では、橋台耐震補強工事を行った場合に大規模な掘削工事が生じることが分かった。また詳細調査の結果、老朽化が著しく進行していることも分かったため、同事務所では補修工事では効果が期待できないと判断。維持管理費や補修・補強工事などのコストがかさむことも考え、架け替えることに決まった。橋脚に流木などが引っかかり事故が起きる危険性もあるため、総合的に判断して、より安全な対策を選んだ。
2015年度に長寿命化検討業務、16年度に詳細設計を行っており、共にニュージェックが手掛けた。