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日刊建設工業新聞
2016/11/14

【鳥取】鳥取鹿野倉吉片柴バイパス 舗装新設は6工区分割で

 県中部総合事務所は、主要地方道鳥取鹿野倉吉線・片柴バイパス建設事業の仕上げ工事に入る。2010年度から総事業費16億円を投じてバイパスの建設を進めており、今年度末までに1億3600万円余りの舗装工事を6工区に分けて発注する見通しを明らかにした。
 片柴バイパスは、幅員が狭く見通しが悪い三朝町片柴〜余戸間を迂回する1400bの道路を新設しており、第1期区間については橋梁を含む工事が終盤を迎えている。また、第2期区間は、県道三朝東郷線と交差する部分の見通しが悪いほか、道路幅員も狭い同町片柴地内を改良している。特に1962年(昭和37年)に完成した波関橋はかなり老朽化しており、片柴バイパスの新設に関連して15年度に着工。上部工の新設を待つだけになっている。
 今年度から始まる舗装工事は、近く片柴2期区間のうち2工区の舗装181bを発注するほか、年明けから同3工区、4工区に着手する。一方、同町余戸地区を中心にした第1期区間は、3工区、4工区、5工区に分けて舗装新設工事を発注することにしており、いずれも今年度後半の調達公告を目指している。同県土局では「補正予算が認められたことで、早期の供用に目途がついた。17年度は交通安全施設などの仕上げ工事を進める」と話している。