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北海道建設新聞社
2016/11/15

【北海道】札幌北区のマンションで7棟5.7万uの大規模修繕が来春スタート 

 Sタウン管理組合(札幌市北区新琴似5条2丁目1の1、西堀元朗理事長)は、公募していた同マンション大規模修繕の施工業者に建装工業を選定し、このほど契約を結んだ。2017年4月から屋上防水や塗装改修などの工事に取り掛かる予定だ。
 公募には5社が応募。このうち、見積もりに参加した3社から8月末にプレゼンを受け、その結果を基に、大規模修繕検討委員会と理事会メンバーで各社の評価を行った。10月の臨時総会で、居住者が工期中も住みやすいよう、生活環境へのきめ細かな配慮などが高い評価を受けた同社を施工業者に承認した。
 今回で2回目の大規模修繕となり、外壁のタイル、塗装改修、屋上、バルコニー防水、シーリング、外部鉄部塗装などを予定している。工事は1期と2期に分け、17年4月から8月の盆前までの1期では、住居棟のA、B、C、D棟、盆明けから11月末までの2期では、住居棟のE、F、G棟と管理棟の修繕を進める。工事監理はアーバンプランニングが担う。
 Sタウンは住居棟7棟504戸、管理棟1棟などで構成。このうち住居棟はSRC造、高層15階一部中層階で、A、B、E、F、G棟は1993年、D棟は94年、C棟は97年にそれぞれ完成。7棟の総延べ床面積は5万7796m²に上る。
 広い中庭とクラブハウスなどがある好環境で、季節、年代ごとに全ての棟を対象としたさまざまな催しも行われている。