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日刊建設タイムズ社
2016/11/21

【千葉】南白亀地区が計画決定/県営地盤沈下対策事業/事業費15億円で南白亀機場など/内外エンジで遊水池等実施

 県営地盤沈下対策事業(小規模)南白亀地区(長生郡白子町)がこのほど事業計画決定し、本年度から事業に着手する。総事業費15億4330万円を投入し、2016〜22年度の7か年で南白亀排水機場の新設や排水路800mなどを整備する。受益面積は約151ha。本年度は事業費3500万円で調査、測量、設計を実施。県長生農業事務所が南白亀排水機場付帯施設実施設計を内外エンジニアリング(千葉営業所・千葉市花見川区花園2―9―7)に委託した。
 事業内容は、排水機場新設1か所、排水路改修800m。排水機場は、流域開発及び流域面積の増加に伴う排水能力不足などから、既存の南白亀排水機場を廃止し、新たに新設する。排水機場の工事内容は機場工6か所、上屋工1か所、機械工2台、除塵機工2か所、既設機場撤去工1か所。機場工は吸水槽、吐出水槽、取付管、遊水池工、取壊工(現況機場工、上屋工)を実施。遊水池は既存の遊水池を拡大。機場の上屋はRC造279uの規模で計画。ポンプは立軸軸流式φ700o・50kw、横軸斜流式1350o・172kwを各1台整備。除塵機はB4・05m×H5・4m×1連とB2・1m×H5・4m×1連。
 排水機場工は、工事による環境負荷を回避するため、濁水が水路や河川に流出しないことを徹底し、機場下部、遊水池の2段階で実施する。
 一方、排水路は、流域開発及び流域面積の増加に伴う通水能力の不足から、東部幹線排水路と東部支線排水路を改修する。東部幹線排水路はL型ブロック水路B3・8m×H1・2mの開渠400mで、東部支線排水路がB型柵渠水路B1・8m×H1・2mの開渠400m。
 事業費の内訳は、基幹工事9億8980万円、その他2億8000万円、測量試験費2000万円、工事雑費3620万円、事務費3730万円。基幹工事は排水機場、その他は排水路の整備費。基幹工事の内訳は機場工3億7400万円、上屋工5580万円、排水機工(新規機場施設機械)4億7000万円、除塵機工6800万円、既設機場撤去2200万円。
 本年度は、今月8日に県長生農業事務所が南白亀排水機場付帯施設実施設計業務委託、地質調査業務委託、路線測量業務委託の3件を発注。実施設計を内外エンジニアリングが1160万円(消費税抜き)、地質調査を千葉エンジニアリング(千葉市花見川区幕張本郷1―30―5)が1095万円(同)、路線測量を美幸測量(茂原市押日595―5)が770万円(同)でそれぞれ落札した。
 実施設計は拡張する遊水池や機場付帯施設の設計を行い、路線測量は東部支線排水路の測量を実施。また地質調査は機場用地など6か所について機械ボーリングを行う。機場の実施設計は来年度以降の委託を予定。
 同地区は1963〜68年度の県営ほ場整備事業「南白亀地区」、86〜96年度の県営湛水防除事業「白子第一地区」等により区画整理及び用排水施設整備が行われてきた。しかし基盤整備以後、地区内で地盤沈下が進行し、これに伴い農業用用排水施設が機能低下し、湛水被害が発生。このため、同事業により排水施設を整備し、湛水被害の未然防止及び農業経営の安定化と防災力の向上を図ることとした。k_times_comをフォローしましょう
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