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北陸工業新聞社
2016/11/21

【富山】来年7月に着工へ/魚津市統合小木造校舎新築

 魚津市は、住吉、上中島、松倉統合小学校校舎新築工事について17年7月に着工する方針だ。17日に開かれた県木造公共建築物等推進会議で、市教育委員会が説明した。
 住吉小学校敷地内(1万3849・20平方メートル)で計画される同校校舎は、全国初となる木造3階建てで計画され、文部科学省の「木の学校づくり先導事業」に選定されている。延べ床面積は4629・9平方メートル(うち学童保育119平方メートル)で、総事業費は19億3400万円(うち校舎建築費16億2000万円)を見込む。18年度に竣工、引き続き既設校舎などの解体を進め、19年度に外構工事を行う。
 地域の特色を活かした校舎の建設とともに、今後木造校舎の建築を行う地方自治体のモデルとなるよう、木の魅力を最大限生かした施設を目指している。使用する木材(スギ、ヒノキ)は魚津産材、県産材、国産材を優先順位とし、数量は1106立方メートル。
 設計は東畑建築事務所・鈴木一級建築士事務所JVで、17年2月末をめどに進めている。

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