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日本工業経済新聞社(群馬)
2016/11/24

【群馬】桐生市12月補正予算案が明らかに

桐生市(亀山豊文市長)は、12月定例議会に上程する補正予算案を明らかにした。建設関連では建て替えを予定している市民体育館の設計委託料8486万6000円を計上。このほか武井西道路整備事業費3615万3000円、広沢中学校エレベーター改修工事費2935万5000円、長尾根整備事業費1284万円、東小学校・西小学校・南小学校エアコン改修工事費1522万8000円、橋梁長寿命化調査設計委託料490万円、市道1−51号線舗装道改良工事費317万4000円をそれぞれ上程する。
市民体育館の設計は市民体育館の建て替えに伴い実施する。市は同設計業務について、議会終了後早々に発注し、来年度末頃までには完了させたい考え。建設工事には、早ければ2018年度から着手し、20年度中の完成を目指して進めていく。また、建設工事(解体工事を含む)に関わる費用として約30億円を想定している。
既存施設は建設から47年が経過し、雨漏りや施設内の床材が損傷するなど、老朽化が著しい状況。このため、市では市民体育館を建て替える方向で検討を進めてきた。
新施設の建設地は既存施設から南側に約130m向かった、野球グラウンドがある場所。建築面積は約4500uで、延べ床面積は約6400uを予定している。
新施設はユニバーサルデザインを取り入れ、バスケットボール2面分のメインアリーナや武道館としても使用することができるサブアリーナのほか、トレーニングルームなどを整備していく。
既存施設(SRC造一部2階建て、建築面積4810u、延べ床面積5349u)の解体工事は新施設完成後に実施する。
武井西道路整備事業では、県道笠懸赤堀今井線から北に向かった先の市道までを結ぶL約560m(W約12・5m)区間において道路改良を実施していく。同事業には本年度から着手し、来年度中の完成を目指して進めていく。現在、道路の付け替え工事を進めており、道路拡幅工事は今後の補正予算を使用し、実施していく予定。工事は年度内発注を目指している。工事延長などの詳細は、現在検討中。