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建設新聞社(長崎)
2016/11/25

【長崎】鉄筋と型枠 連携し初の出前授業

東京朝日ビルド、田中建設、みつひら産業
   鹿町工業土木技術科の1年生対象に実施

 鞄結梺ゥ日ビルド(埼玉県草加市)と、挙c中建設(長崎市)、鰍ンつひら産業(佐世保市)は共同で、鉄筋工と型枠工による出前授業を22日、県立鹿町工業高等学校で開いた。同校によると、複数工種が連携した出前授業は初めてだという。作業風景
 今回の出前授業は、建築技能者による実演と生徒の作業体験を通じて『ものづくり』の魅力を直接伝え、次代を担う若者たちに建築業界への関心を高めてもらうことを目的に開催。樺|中工務店の躯体施工部門の子会社である東京朝日ビルドと、竹中工務店九州支店の主要協力会「竹和会」とが連携した初の試みとして、鹿児島と長崎で実施。
 長崎では、鹿町工業高校土木技術科の1年生37人を対象に、竹和会から田中建設と、みつひら産業が参加して行った。

  若手技能者が指導 双方にメリット生徒を指導する山口さん
 当日は、柱・梁の鉄筋地組みと型枠の建て込み、床の配筋地組みの実演とともに、生徒が3班に分かれて、各作業を体験した。実際に生徒を指導したのは、鹿町工業を2011年に卒業した東京朝日ビルドの山口卓也さん。「人に教えることが、自らの勉強になる。人を動かすことも身に付く」(東京朝日ビルド・宮原慶隆管理部長)と、企業側は、今回の取り組みを若手技能者育成の観点からも有効だと感じている。
 一方、学校側も「これまでの出前授業では、ベテランの方に指導していただくことが多かったが、今回、年齢の近い先輩に教えてもらうことで、各作業をより身近に感じられたのでは」(鹿町工業・大楽院弘季教諭)と評価。生徒からも「初めての作業だったが、おもしろかった。これからもっといろいろなことを勉強していきたい」と、建設業への興味がこれまで以上に湧いたことが感じられるコメントが寄せられるなど、今回の試みは成功を収めたようだ。
参加企業メンバーと生徒で集合写真











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