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日本工業経済新聞社(山梨)
2016/11/25

【山梨】甲府市12月補正案 学校リニューアルや駅エレベーター設置

  甲府市(樋口雄一市長)は12月補正予算案を公表した。
 国の2次補正予算を活用し、一般会計に24億6400万4000円を追加。昨年度と比べ、21億1013万円3000円の大幅増となった。
 建設関連では、小・中学校老朽化リニューアル事業費に11億5800万3000円、JR甲府駅南口エレベーター設置およびエスカレーター改修事業費に4億1000万円を計上した。
 学校関連工事は来年5月ごろから、エレベーター設置工事は来年度早々にも発注しそうだ。
 学校工事の内訳は、小学校(校舎6校、体育館1校)と中学校(校舎2校、体育館1校)で、建築年数がおおむね25年以上の校舎や屋内運動場などを対象に機能回復に向けて改修する。建築営繕課では、来年度当初予算への予算計上を要望していたが、国の補正予算にこれら学校工事費が確保できたことから、例年より早く工事発注になりそう。
 JR甲府駅南口エレベーター設置工事(事業主体:甲府市)では、甲府駅南口の西側階段部分へJR九州の中津駅で設置されている「斜行型エレベーター」(750キログラム/11人乗り)を採用する。2017年度中の供用開始を目指す。
 このほかの建設関連予算は次のとおり。
 ◆市道新設改良事業費増額に1594万5000円
 ◆甲府市総合防災情報システム導入経費に8640万円
 ◆小学校家庭科室大型備品購入費に768万3000円
 ◆小学校給食室備品購入費に5060万2000円
 ◆小学校給食施設整備費に2億4300万円
 ◆中道北小学校移転に伴う基本設計(用地測量など含む)に3116万4000円
 ◆社会教育センター解体工事に伴うアスベスト除去費に5496万1000円