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日刊建設工業新聞
2016/12/01

【鳥取】中部県土局 片柴BPや維持系などを計画 ゼロ県債2・8億円を補正予算化

 県中部総合事務所県土整備局は、現在開会中の11月県議会で総額2億8000万円余りのゼロ県債を予算化する。県道鳥取鹿野倉吉線・片柴バイパスの仕上げ工事や維持系の工事などが中心になっており、翌債承認を得て年明けから発注する見通し。
 予算化するゼロ県債は、社会資本整備交付金の県道鳥取鹿野倉吉線・片柴バイパスに7400万円。小規模砂防の四万谷川(三朝町)に6500万円、砂防維持修繕に2900万円、河川維持修繕に3500万円、漁港・港湾の浚渫に2500万円などで、総額は2億8480万円。
 このうち、片柴バイパスは舗装新設を中心にした仕上げの工事を一気に進める。また、維持系は由良川の河口掘削、天神川、勝田川の維持修繕などの工事を計画している。中部県土局には、すでに国の経済対策として18億円が配分されており、年明けから工事の発注が一気に加速する。
 予算化するゼロ県債は次の通り。
※社会資本整備交付金
▽県道鳥取鹿野倉吉線・片柴バイパス(三朝町)=7400万円(舗装など)。
※単県公共事業
▽港湾維持=1500万円(赤碕港浚渫)。
▽漁港維持=1000万円(泊漁港浚渫)。
▽単県調査=3200万円(県道倉吉江北線・新田橋交差点改良など)。
▽河川安心・安全対策=3500万円(勝田川、天神川)。
▽河床掘削・伐開=1480万円(北条川放水路、富枝川、天神川など)。
▽サンドリサイクル=1000万円(由良川)。
▽砂防維持修繕=2900万円(別所谷川、加勢蛇川、福田地区急傾斜施設)。
▽小規模砂防=6500万円(四万谷川)。