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建設経済新聞社
2016/12/02

【京都】ごみ処理施設環境影響評価 公募型公告、12月26日開札

 枚方京田辺環境施設組合は1日、「可燃ごみ広域処理施設整備に係る環境影響評価業務(配慮書手続)」について、公募型指名競争入札を実施するにあたり公告した。
 枚方市と京田辺市は、可燃ごみ処理施設である枚方市穂谷川清掃工場と京田辺市甘南備園の老朽化が進んでいることから、両施設に代わる可燃ごみの共同処理施設を建設する目的で、事業実施主体となる一部事務組合の枚方京田辺環境施設組合を7月に設立。石井明三京田辺市長が管理者に、伏見隆枚方市長が副管理者に就任した。
 京田辺市は、計画地の用地測量を牧草総合設計学研支社(京田辺市)、敷地造成基本設計業務を建設技術研究所京都事務所(京都市下京区)に委託し進めている。敷地造成基本設計業務の概要は敷地造成基本設計A3万5000u、道路概略設計L400m、交差点設計1ヵ所、下水道下流域検討一式。業務期間は29年3月31日まで。
 今後のスケジュールは、環境影響評価の計画段階配慮書作成(今回の業務)を28年度に進め、29年度から方法書・環境調査・準備書・評価書をまとめるなどし、31年度以降に工事に着手する予定。造成工事およびプラント設計を進め、32年度から3年かけて施設を建設、35年度からの稼動を目指す。
 新施設の計画予定地は京田辺市田辺ボケ谷ほか(京田辺市環境衛生センター甘南備園隣接地)の敷地約3万5000u。処理方式はストーカ式(全連続式焼却方式)を採用。処理能力は168t/日(枚方市分104t/日、京田辺市分64t/日)。環境目標として排ガス基準は枚方市東部清掃工場の自主管理基準を下回らない基準とする。
 今回公告した環境影響評価業務の業務場所は京田辺市田辺ボケ谷地内及び可燃ごみ広域処理施設の整備に伴い環境影響が及ぶ周辺地域ほか。
 業務概要は、枚方京田辺環境施設組合が計画している新ごみ処理施設の建設に関し、京都府環境影響評価条例に基づき実施する環境影響評価手続のうち、計画段階配慮書手続に係る業務を実施するもの。
 履行期間は29年3月31日まで(予定)。
 税抜予定価格は990万円。最低制限価格は設定しない。
 入札参加資格は、[共通要件]○枚方市建設コンサルタント等入札参加資格者名簿又は京田辺市測量・建設コンサルタント業務等入札参加資格者名簿に登録されている者であること等。[個別要件]○建設コンサルタント登録規程第2条第1項の規定による登録(廃棄物部門又は建設環境部門のいずれか)を受けていること○前記要件のいずれかの登録部門における直前1年間の業務実績高が1億円以上である者○地方公共団体等発注のごみ処理施設に係る環境影響評価(都道府県(政令市を含む)の条例に基づくものに限る)業務の実績を元請として有すること。実績とは同一業務内で方法書手続、現況調査、準備書手続及び評価書手続を行った業務で、かつ、18年度以降に完了したもの。
 参加表明書等の提出は12月8日から12月15日午後5時まで(必着)。郵送可。提出先は大阪府枚方市尊延寺2949(枚方市東部清掃工場内)、枚方京田辺環境施設組合入札・契約担当宛。
 指名通知書は、12月19日に原則郵送で通知する。
 設計図書は組合ホームページで公開し、ダウンロード可。公開期間は12月26日まで。
 開札(入札)日時は12月26日午後1時30分。場所は枚方市東部清掃工場管理棟3階見学者説明室。
 入札及び契約手続における担当所管は、枚方京田辺環境施設組合入札・契約担当(рO72−896−1570)。