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建通新聞社四国
2016/12/06

【徳島】徳島市広域ごみ処理施設 候補地を議会に報告

徳島市は、一般廃棄物の広域処理について、処理施設の建設候補地選定の経緯と選定結果を市議会に報告するとともに、今後の取り組みやスケジュール案などを示した。今後は地元説明会を開催し、建設候補地の地権者や周辺住民に理解と協力を求めていく他、6市町(徳島市、小松島市、勝浦町、石井町、松茂町、北島町)で費用負担のルールや広域連携の仕組みについて協議し、年度内をめどに広域整備の基本協定締結を目指すことにしている。
 処理施設の建設候補地は、徳島市飯谷町枇杷ノ久保にある旭鉱石(同所)などが所有する採石場の跡地。市議会文教厚生委員会では、予定面積、所有者、筆数は今後事業を進める中で変更の可能性があるとした上で、予定面積が約10fで、筆数は11筆、地権者は4人であることが報告された。
 スケジュール案では、地権者や周辺住民への説明と協力依頼の完了を起点とした場合、そこから9年目をめどに施設の稼働を見込むタイムスケジュールが示された。具体的には1年目に建設用地の取得作業の開始(〜2年目)と施設整備基本計画、地域計画(交付金申請)の策定。その後2年目に施設整備実施計画(〜3年目)と環境影響評価(〜5年目)。3年目に要求水準書案等の作成(〜4年目)。4年目に都市計画決定(〜5年目)と技術提案書審査・評価(〜5年目)、建設地造成設計(〜5年目)。6年目に造成工事(〜7年目)と処理施設設計・工事(〜9年目)を目指すことにしている。

提供:建通新聞社