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建通新聞社(静岡)
2016/12/09

【静岡】静岡県静岡市 日本平山頂部設計を12月にも発注

 静岡市は、日本平山頂シンボル施設周辺の整備について、実施設計を11月補正予算成立後、12月にも発注する。
 山頂シンボル施設については、静岡県が隈研吾建築都市設計事務所(東京都港区)で設計を進めており、今回市が実施設計を発注するのはその周辺部約1fを対象としている。詳細なエリアや整備内容は未確定で、設計作業の中で具体化するが、管理用道路や芝生広場、駐車場、吟望台、バリアフリー整備などが見込まれる。建設地は清水区草薙600他。2016年度末までに設計をまとめたい考え。
 山頂のシンボル施設については、シンボル施設(延べ床面積900平方b程度)を県が、展望回廊(建築面積600平方b程度、幅員4b程度、延長150b程度)を市が施工することになっている。
 市では、県工事の進捗をにらみながら、15年度〜23年度までを計画期間とする第3次総合計画年度内に順次整備を実施するとしている。しかし、県がシンボル施設を18年春にも完成したい意向でいることから、市も展望回廊はもちろん、周辺部についても整備を急ぐ可能性がありそうだ。
 日本平公園整備の基本設計は、日本公園緑地協会(東京都千代田区)が担当した。
 市では11月補正予算案に用地取得費と実施設計費、合わせて1億2052万5千円を計上しており、山頂部一帯に残されている民有地3500平方bを買収する。


提供:建通新聞社
(2016/12/9)

建通新聞社 静岡支社