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北海道建設新聞社
2016/12/13

【北海道】恵庭市南島松で50-60区画の宅地開発−18年度着工へ協議進む 

 恵庭市は、南島松地区の約3haを対象とした仮称・南島松地区住宅地整備事業について、2018年ごろの工事着手を目標に、民間事業予定者からの開発申し出に基づいて開発計画や法手続きなどに関する協議を進めている。1戸当たり300m²以上の宅地が、50―60区画程度整備される見通し。
 12日の市議会総務文教常任委員会で、市の担当者が報告した。
 16年度から取り組んでいるまちづくり拠点整備の3事業のうち、花の拠点整備などの観光施策や住宅系の土地利用を推進する「花のヴィレッジ」の一環。道と川の駅花ロードえにわの北側で計画している花の拠点整備区域に隣接する約3haを、民間事業者による開発行為として宅地開発する計画。市街化区域に編入し、用途地域を第1種低層住居専用地域とする方針で、漁川の河川敷地沿いには緑地約1haを確保する。
 今後は、現在の農業振興地域(農用地区域)の解除や農地転用の農業関係と、市街化区域への編入や用途地域指定、地区計画決定といった都市計画関係の手続きに入る。
 市は、この宅地造成による計画人口を170人と想定している。