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日刊建設タイムズ社
2016/12/14

【千葉】跡地活用の事業者公募/成田市/22日に説明会開催/久住第二小の校舎・屋体等

 成田市企画政策課は12日、「久住第二小学校跡地利活用に係る事業者募集要項」を公表した。地域の活性化やコミュニティ機能の維持を図るため、現在使用していない旧久住第二小学校の校舎や体育館を一体的に活用する事業者を募集する。今月22日に事業者向け説明会を開き、補足説明や図面等を配布。26日から27日に現地見学会を実施し、来年1月6日まで参加表明書の提出を受け付ける。
 参加資格は、単体の事業者または複数の事業者によって構成されるグループで、@提案施設の設計・建設及び契約期間中に継続して管理運営ができる十分な資金力と経営能力、優れた企画力を有し、かつ、提案事業について過去の経歴及び実績並びに社会的信用を有する者A市が主催する現地見学に、提案事業の建築設計に携わる者とともに参加すること、など。
 提案事業に求める事項は、@応募者が施設の改修計画を立て、整備・維持管理し、事業を運営する提案A現存する校舎や体育館を活用した提案B事業の継続性が高いC産業振興や福祉の向上、雇用促進、その他住民サービスの向上等、地域活性化に資する事業D選挙のある時には投票所開設のため施設の一部を一般開放E災害時にはグラウンドを指定緊急避難場所として一般開放F敷地内の記念碑や記念樹をなるべく残すような活用方法とし、移設する場合は移設費用及び現状復帰費用を事業者がもつこと、など。
 土地は賃貸契約とし、建物は使用貸借契約とする。敷地内の個人所有地は、市から事業者に転貸となる。対象施設の校舎、体育館、プール及び土地は一括貸付を原則とするが、提案内容により一部貸付を認めることもある。プールは、使途がない場合は市が撤去解体する。契約期間は契約日から10年とする。建物の賃借料は無償。土地の賃貸借料は市が定める基準額(年額190円/u)を最低価格とする。
 事業者決定までのスケジュールは、今月26日から27日に現地見学会を実施。来年1月6日に応募を締め切り、1月10日から11日に個別ヒアリングを行い、同12日から20日まで質問を受け付ける。その後、2月1日から3日まで提案書(1次審査)を受け付け、同20日に1次審査結果を通知する。2月下旬に地元に1次審査結果と応募状況を報告。1次審査を通過した事業者の提案について3月16日にプレゼンテーション審査を行い、優先交渉権者と次点交渉権者を選定する。
 施設の所在地は成田市大室680地先。敷地面積は1万1204u(うち借地部分684u)。主な建築物は、校舎がRC造2階建て延べ1796u(1970年建築)、体育館がRC造平屋建て延べ758u(80年建築)、プールが25m×15m(72年建築)。Is値は校舎が0・76、体育館が0・62。校舎は98年に耐震補強工事を実施している。k_times_comをフォローしましょう
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