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日刊建設工業新聞
2016/12/15

【鳥取】入札・契約手続き運用状況を審議 任期満了で委員構成一部入り替え

 県建設工事等入札契約審議会が13日県庁であり、入札契約手続きの運用状況を審議した。委員構成は任期満了に伴い一部が入れ替わり、新しく弁護士の松本邦剛氏と鳥取商工会議所女性会理事の徳田和子氏が加わった。会長職は鳥取大学大学院工学研究科教授の谷口朋代氏を再任した。
 審議案件は落札率が高かった工事や業務など8件。このうち7月に入札した県立中央病院建替工事(建築)は約126億円の大型工事にもかかわらず、落札率が100%だった。県の担当者は技術提案型の採用し、予定価格を事後公表にしていたと説明。落札率100%については、近年の職人不足や建設資材の高騰が影響しているものと推測されると答えた。
 また、国道482号わかさ氷ノ山トンネル工事では、委員が低入調査の結果や施工体制を質問。県は積算根拠などが記された低入調査票を提示したほか、施工については現場監督体制を強化していると説明した。
 このほか審議案件は次の通り。▽県営住宅緑町第1団地第3期住戸改善工事(建築)▽若桜・江府線猛きん類モニタリング調査業務▽国道178号岩美道路「橋梁修正設計業務委託(浦富高架橋ランプ橋)」▽県営住宅面影団地47−4棟外壁改修工事▽県営住宅末恒第1団地第2集会所外構スロープ設置等工事▽日野川工業用水道耐震化等概略検討業務