トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

北陸工業新聞社
2016/12/26

【石川】県道路建設課/延長1500m、総事業費は22億/国道304号清水谷バイパス整備/来年度工事着手を要望

 石川県土木部道路建設課は、「一般国道304号清水谷バイパス(BP)」整備事業について、17年度からの工事着手を目指している。国家予算編成に係る重点要望事業の一つに清水谷BPの整備促進が盛り込まれた。
 全体計画によると、事業地は金沢市古屋谷町〜清水谷町地内で、施工延長1500メートル、幅員6・5(9・0)メートル。整備目的は「バイパス整備を行うことにより、安全で円滑な通行を確保するとともに、石川・富山両県の広域連携強化、経済・文化の交流を図る」とし、総事業費に22億円を見込んでいる。
 同整備事業は15年度に事業着手。これまでに道路詳細設計や用地測量を終え、9月補正予算には用地取得を完了させるための関連経費を計上。現在、地権者との交渉を鋭意進めている。
 なお、現道は急勾配で急カーブが連続し、清水谷町地内の人家連担部を山側に迂回する形で清水谷BPを整備。道路築造工事については、切土工が中心となる。
 道路詳細設計はナチュラルコンサルタント(野々市市住吉町)が担当。
 国道304号は『ダブルラダー輝きの美知』構想では東西幹線の一つに位置付けられ、金沢市中心部から東海北陸自動車道福光インターチェンジへのアクセス向上などが期待されている。

hokuriku