トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

北陸工業新聞社
2016/12/28

【石川】小松/(東京)で設計進む/粟津神経サナトリウム/

 介護施設運営などの昌和商事(小松市矢田野町114番地1)が計画する病院「粟津神経サナトリウム整備事業」は、松田平田設計(東京都港区)で設計が進められている。年明けに建築確認申請を行い、来春の着工を目指す。
 管理棟など複数棟で構成される現病院「医療法人社団澄鈴会 粟津神経サナトリウム」(同市矢田野町)は、一部で老朽化や耐震性不足などが見られる。このため、現在地の東側隣接地で新たな入院病棟を建設し、利用者への安全性やサービス向上を図る。
 新病棟の建設規模は、S造3階建て延べ約4900平方メートル(建築面積約2000平方メートル)。病床数は143床を想定。
 耐震基準を満たす施設については、建て替えずに有効活用も検討する。建設場所は同市矢田野町ヲ95番地ほかで、敷地面積は1万6524・10平方メートル。完成は来冬ごろを予定している。
 現病院は1953(昭和28)年に開設。RC造3階建てで、随時改修工事を行ってきた。診療科目は精神科、心療内科、内科。病床数は精神一般病棟83床、精神療養病棟120床、認知症治療病棟60床の計263床を備える。

hokuriku