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　松阪市は、中心市街地の20年後の在り方を考える有識者会議の中で、豪商として知られる「三井家」の人物などを紹介する施設の整備を検討していることを明らかにした。
　三井百貨店のルーツとなる三井グループの祖・三井高利は松阪市の生まれであり、三井家の発祥地とされている。同市は、三井家の人物や商売を紹介する施設を整備し、「豪商のまち」のＰＲの一施設として観光交流の場としての活用を見込んでいる。
　施設は10年後をめどに整備を行う見通しで、現在本町に位置する産業振興センター（鉄筋コンクリート造４階建て延べ１７５５平方�b）を改修または建て替えての整備を検討している。内部には三井家が財をなす基にもなった松阪木綿を紹介するスペースも設ける計画だ。現時点で今後の整備スケジュールなどは未定としている。
　産業振興センター所在地は本町２１７６。敷地面積は２４０１平方�b。

提供：建通新聞社