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建通新聞社(神奈川)
2017/01/11

【神奈川】 神奈川県政策局 県西地域活性化 動向・ニーズ等調査でプロポーザル

  神奈川県政策局は、「県西地域を訪れる観光客の動向・ニーズ等調査及びアドバイザリー業務」委託の公募型プロポーザルを実施する。「県西地域活性化プロジェクト」の一環として県西地域を訪れる観光客の動向や実際のニーズ、県西地域の強みや弱みなどを調査・分析。観光客の回遊性を向上させるための施策などについて、専門的見地からアドバイスの提供を求める。参加意思表明書の提出を1月13日まで受け付ける。企画提案書などの提出期限は1月23日。選定結果は2月1日ころに通知する。
 委託業務では、まずGPSなどを活用して県西地域内における日本人観光客の動向調査と地域の観光資源のニーズ調査を実施。観光客の属性などを調査・分析する。これに基づいて、県西地域を訪れる観光客の回遊性を向上させるために必要と判断される調査項目を提案する。契約期間は3月24日まで。
 アドバイザリー業務では、県西地域を訪れる観光客の回遊性を向上させるための施策や、今後取り組むべき施策について、専門的見地からアドバイスを行う。
 「県西地域活性化プロジェクト」では、「未病の改善」をキーワードに県西地域の活性化を推進している。これまで「未病いやしの里の駅」の登録施設数が135施設に拡大(2016年11月末時点)するなど、取り組みは着実に広がりを見せている。
 また、17年度には、プロジェクトを推進する上で大きな節目となる「未病いやしの里センター(仮称)」の第1期オープン(県展示施設など)を予定。プロジェクトは今まさに大きな転換点を迎えている。
 このような状況を踏まえ、各拠点施設間の回遊性を高めるなど、県西地域への誘客促進事業を戦略的に展開していくことが今後の施策となる。
 業務の委託料上限額は500万円。プロポーザルへの参加資格は、県西地域と同程度の複数市町村にまたがるエリアにおけるGPS等を活用した観光客の動向調査・ニーズ調査の実績を有することなど。
 提供:建通新聞社