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建設経済新聞社
2017/01/16

【京都】南山城村メガソーラー計画 地元協議等踏まえ計画変更

 FSJapanProject6合同会社(職務執行者ビュフォード・ジェームス・エベレット氏、東京都千代田区霞が関3丁目2−5霞が関ビルディング31階)は、南山城村北大河原等の林地を開発し、大規模太陽光発電所(メガソーラー発電所)を建設する計画を進めている。
 南山城村北大河原地区と三重県伊賀市島ヶ原地区を開発する計画。同社は過去に京都府に提出した林地開発計画について、自主環境影響評価、行政・地域地区等との協議を反映させるため一部変更した。
 国道163号南側の月ヶ瀬ニュータウンからの景観に配慮するため、開発区域を変更し、西工区を北側へ大きくセットバックし、かつ、国道163号からの進入路を取りやめることで月ヶ瀬ニュータウンの正面の山を残し、月ヶ瀬ニュータウンからの景観の影響を一層低減する。
 発電所外周部に残置・造成森林を適切に配置し、外周部から太陽光パネルが直接視認されることを極力低減し景観への影響を低減する計画だったが、今後、一層の低減を図る。
 太陽光パネルにはファースト・ソーラー社のCdTe薄膜太陽光モジュールを採用する。太陽光パネルは真南の方向に15度の角度で設置し、周辺に森林帯を配置することで、大部分の反射光を上空へ拡散させる。
 変電設備の配置や送電ルート等は周辺環境を配慮し設計する。
 南山城村太陽光発電所計画によると、計画地は月ヶ瀬ニュータウン北東側に位置し、国道163号沿いの南山城村北大河原砂田20−4他。南山城村の林地開発では124筆の計72・3fを対象に123筆の計61・7fを開発する。土地利用計画によると、太陽光発電設備用地は45・6f(西工区25・2f、東工区20・4f)、進入路0・8f(幅員3〜6m)、造成森林7・2f、造成緑地4・7f、擁壁0・3f、水路0・5f、調整池1・6f、残置森林10・6fなど。
 開発期間は31年3月30日までの予定。
 設計はテラプロデュース。