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　あいの風とやま鉄道東富山駅周辺で商業集積地や宅地開発などを計画する富山市下飯野土地区画整理組合設立準備委員会（粟林等委員長）は、今秋の工事着手を目指している。造成工事や商業施設の誘致は松原建設が請け負う。
　開発が計画されているのは、同駅東側の下飯野地域の一角３１・１ヘクタール。このうち済生会富山病院に隣接する約８ヘクタールにおいて、食品スーパーを中心とする商業集積地や１００区画を超える宅地、公園を整備する。来年のオープンを予定している。今秋の着工前に組合を設立する。
　同地域では開発に向け、０８年に地権者らが準備委員会を設立。県が昨年９月、同地域を含む一帯を市街化区域に編入を決めたことで、構想が具体化した。編入された土地の近くでも、宅地開発の構想があるという。