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建設経済新聞社
2017/01/18

【京都】新庁舎完成イメージなど公表 主体工事は低入札調査で保留 電気は豊原JV、機械は三和JV

 京都府警察本部は17日、京都市上京区の京都府庁敷地内に建設する警察本部の新庁舎について、概要や工程、外観や内部のイメージを公表した。
 計画地は府庁3号館の北側に位置する京都市上京区下長者町通新町下ル藪之内(中立売庁舎跡及び一部府庁敷地で敷地面積は4万1676・32u)。
 規模はSRC造・RC造(地下)及びS造(地上)地下2階地上6階建、延2万7739・74u(建築面積4227・01u)。中間免震構造を採用。2階と6階の一部は災害発生時の拠点施設として機能させる。非常時対応は飲料・雑用水・排水(7日間貯留)、雑用水(井戸)、緊急用浄水装置(4t/h)、自家発(72時間以上)、小型コージェネレーション、無停電電源設備(UPS)、太陽光発電、1階出入口等(止水板・災害ハザードマップ対応)。
 29年2月議会で工事請負案件を提出し、議決後に契約する。工期は37ヵ月(29〜31年度)を見込む。
 事業費は約131億円。
 設計は久米設計大阪支社(大阪市西区)。
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 WTOの京都府警察本部新庁舎建設工事(主体工事)は1月16日に開札したが、低入札調査のため保留となった。予定価格は81億3200万円。工期は32年3月20日。
 京都府警察本部新庁舎建設工事(電気設備工事)は1月4日に開札し、豊原−正光−中島電工特定建設工事JVが16億2200万円で落札、京都府警察本部新庁舎建設工事(機械設備工事)も同日開札し、三和−明和−ウチラ特定建設工事JVが17億1900万円で落札し、それぞれ1月13日に落札決定を行った。