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福島建設工業新聞社
2017/01/18

【福島】大笹生IC周辺に新工業団地/福島市26日基本設計入札

 福島市は26日、仮称・福島大笹生IC周辺工業団地の基本設計業務を指名12者で入札する。基本設計は5月末納期で作成し、今夏から実施設計に着手する見通し。30年度の着工、同年度内の分譲開始を見込んでいる。
 市内に分譲可能な工業団地が無くなったことから、新たな工場用地として計画している。計画区域は大笹生地内の東北中央道大笹生ICランプ内の一部と、市道鳥川大笹生線西側の約9f。企業用地として約7・5f、道路や緑地、調節池等として約1・5fを見込んでいる。ランプ内の約3fは道の駅建設用地として予定している。
 区画面積と区画数は、企業の意向調査では1000平方b〜2f超まで幅広いニーズが確認されており、基本・実施設計の中で詰める考え。
 約9fの造成工事費は、概算で10億円程度を想定。基本設計費700万円は12月補正で繰越明許費として予算化。実施設計費は29年度当初で予算化を図り、7月にも着手する方針。
 造成工事は、30年度中の分譲開始へ向け、同年度早期の着工を目指す。基本計画作成は日本立地センターが担当。
 基本設計の指名は渡辺エンジニアリング、阿部測量設計事務所、御堂測量設計事務所、東邦測地、佐藤測量設計事務所、児玉測量事務所、エースコンサルタント、西友測量設計、新和測量、福島測量設計社、武田コンサルタント、信夫コンサルタント。