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北陸工業新聞社
2017/01/21

【富山】舟橋村/富大、造園団体と連携/子育て共助のまちづくり公共空間整備で

 舟橋村は20日、「公共空間の整備・利用」による子育てコミュニティづくり事業について、富山大学および県内造園3団体と連携協力に関する覚書を締結した。
 同村が富山大学や金融機関、民間企業らと連携して進める子育て共助のまちづくり事業の中の「公共空間の整備・利用による子育てコミュニティづくり」において、村が企画や運営・監理、フィールドを提供し、富山大学がコーディネートや研究協力を、造園業者が事業提案し、子育て世代の転入はもちろん、新しいビジネスの創出にもつなげるというもの。同事業が地方創生の先駆けとして注目を集める中、県内の造園業界が全国で初めて協定を結んだ。
 富山県民会館で行われた締結式には、金森勝雄村長をはじめ、県緑化造園土木協会の加茂輝隆会長、日本造園建設業協会富山県支部の久郷慎治支部長、日本造園組合連合会富山県支部の宗景昭支部長、富山大学の鈴木基史地域連携推進機構長が出席。金森村長は「造園業者のみなさんには、これからの時代の新たな公園づくりに向けて、ぜひとも新しいビジネスプランの実践をお願いしたい」、加茂会長は「この取り組みは我々の試金石であり、全国に波及させたい」、久郷支部長が「村の課題にどこまで応えられるか、責任は重いが、真剣に取り組んでいきたい」、宗景支部長は「連合会一丸となって、このプロジェクトを成功させたい」、鈴木機構長は「絶対成功させて、この成功事例を基に日本を元気にしたい」と、それぞれ抱負を述べた。
 締結式終了後には、第2回県内造園業者勉強会が開かれた。今回は、国土交通省都市局公園緑地・景観課の平塚勇司企画専門官による講義などが行われた。

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