トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

北陸工業新聞社
2017/01/21

【新潟】鹿島グループに決定/BTO方式県立武道館整備・運営/県教育庁/入札価格は83億7000万円

 新潟県教育庁保健体育課は20日、PFI事業(BTO方式)でWTO(世界貿易機関)の一般競争入札(総合評価方式)を採用した「新潟県立武道館(仮称)整備および運営事業」について、83億7637万1757円の鹿島グループに決定したと発表した。
 構成員は建設が高舘組、設計・工事管理が松田平田設計、維持管理が日本管財、運営がシンコースポーツ、維持管理・運営がグリーン産業、その他(経営管理)はNECキャピタルソリューション。
 入札にはほかに、福田組と日立キャピタルを代表とする2グループが参加。鹿島グループは入札価格3番札だったが、加点および価格の審査により逆転した。
 基本協定は1月下旬、2月中旬に特別目的会社(SPC)と仮協定を締結し2月県議会の請負承認を経て3月下旬に本契約。設計・建設期間は3月から19年9月末、供用開始は12月1日とし、維持管理・運営期間は34年(平成46)3月末まで。予定価格は95億4393万1000円(税込)。
 建設規模は3階建て延べ1万2126・68平方メートル(建築面積9081・06平方メートル)。大道場(板張り)延べ2188・71平方メートル(観客席1074席)、小道場(畳敷き)延べ810・95平方メートル(観客席202席)、弓道場(遠的)延べ1068・25平方メートル(観客席50席、矢道、的場含む)、相撲場(本土俵)201・88平方メートル(観客席170席)など。場所は上越市戸野目古新田375の上越総合運動公園内(敷地面積2万3000平方メートル程度)。PFI導入可能性調査およびアドバイザリー業務は、みずほ総合研究所(本社・東京都千代田区)が担当した。

hokuriku