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日本工業経済新聞社(茨城)
2017/01/26

【茨城】龍ケ崎市が道の駅整備へ検討会議開く

 龍ケ崎市道の駅プロジェクト課はこのほど、先月開かれた第4回道の駅整備基本計画策定検討会議の議事録を公表した。今回は地域振興施設の管理・運営体制の方向性、土地利用イメージと平面ゾーニング、建築コンセプトについて協議した。
 道の駅は、国道6号の牛久沼沿岸(佐貫町、A約3万2000u)に計画。開発面積は2万5000uを想定している。予定スケジュールによると、来年度に設計、2018年度に建築工事を行い、19年度の茨城国体前のオープンを目指す。
 地域振興施設の管理・運営体制については、民間企業による指定管理者制度を前提とする。指定管理者が出荷者組織を設立し、コンビニエンスストア以外を運営する方針。なお、レストランやフードコートはテナントも考えられる。
 土地利用イメージと平面ゾーニングは、前回の会議で示されたA、B、Cの3案の中からA案を選定(上図)。南側から大型車用駐車場(32台)、休憩施設(330u)、地域振興施設(1370u)、カフェ・レストラン(140u)、イベント広場、小型車用駐車場(198台)を配置する。
 建築コンセプトとして◇牛久沼の水辺景観と調和した空間・意匠◇自然環境を取り込んだ空間・意匠(木材、トップライト)◇にぎわいと活気のあふれる空間計画C誰もが使いやすい意匠計画(ユニバーサルデザイン)−を挙げた。
 会議では「縦長の土地であるため、駐車場が両サイドに離れてしまうことから、駐車場から施設に向かう方の動線の安全に配慮してほしい」「イベント広場の一角に富士山を望む展望台のようなものを設置してはどうか」「コンビニが特徴を消してしまわないか」といった意見が出た。
 次回第5回は最終回で、あす27日に開催予定。基本計画案について話し合う。