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建設新聞社(長崎)
2017/02/02

【長崎】川棚町役場庁舎 建替えへ前進

山口町長、今年度内に方向性
 老朽化が進む川棚町役場庁舎 建替えへ、コスト抑制を検討建設後約60年と老朽化が進む川棚町役場庁舎

 老朽化が進む川棚町役場の庁舎に関して山口文夫町長は、今年度内に一定の方向性を示す考えだ。耐震性が保たれていないことから建て替えを検討。新年度予算案に、関連経費が盛り込まれるかが焦点となっている。以前の町議会答弁において、建物規模3500平方b、総事業費12億円程度との見通しが示されたが、町としては建設コストをさらに抑制したい考えでいる。
 町によると、庁内の職員で組織する検討委員会が、町長に対し考えを提言。これをもとに山口町長が再度検討を行っている段階だ。2月にも行われる当初予算案の町長査定で、具体的な建設場所などを検討する外部委員会の設置費用やボーリング調査費などが盛り込まれるか注目が集まる。
 川棚町役場の庁舎は、今年で建築後60年を経過する。東日本大震災以降、備蓄機能に関する議論が浮上。しかし、役場庁舎建設の基金額が思うように積み増し出来ないなど財政的に厳しい側面もあり、建て替え計画に遅れが生じている状況だ。このため、具体的な建設時期については現時点で明確に決まっていないが、喫緊の課題であることには違いない。
 山口町長は以前、新庁舎に関して「要は財源が一番の問題で、基金にどれだけ積み増し出来るかにより、建設年度が左右されることとなる」と町議会で答弁。今後のスケジュールについては、財政状況で決まるとの考えを示した。
 耐震面やバリアフリー化の面から早急に建て替える必要があるとされている。庁舎は震災発生時の防災拠点となるだけに、町は備蓄機能面なども含め、慎重に議論を進めていく考えだ。ksrogo