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日本工業経済新聞社(茨城)
2017/02/08

【茨城】石岡市が当初予算案を公表

 石岡市(今泉文彦市長)は7日の記者会見で、2017年度当初予算案の概要を発表した。主な事業では、新庁舎建設事業に33億5311万3000円、合併市町村幹線道路緊急整備支援事業に4億6126万8000円、一般市道整備事業に2億4720万6000円、地方道路等整備事業に2億27万円、石岡駅周辺整備事業に1億3318万円を計上している。
 一般会計の総額は321億6000万円で、対前年度比4・1%のプラス。普通建設事業費は54億363万4000円で9・1%のプラスとなった。要因は新庁舎建設事業。
 新庁舎建設工事は、会見同日に再入札が執行となり、潟tジタ関東支店(埼玉県さいたま市)と平成建設梶i石岡市)のJVが41億5000万円(税抜き)で落札。
 近く仮契約を締結。3月16日まで開かれる市議会で承認を得て本契約を交わし、4月以降に着工となる。工期は20カ月で、18年10月31日まで。
 新年度は別途、外構の1工区2次工事(駐車場整備)が予定されており、2億2103万4000円が盛り込まれている。来年2〜3月にも着工となるもよう。
 道路関係は、合併市町村幹線道路緊急整備支援事業に4億6126万8000円を措置。そのうち改良工事費は3億1932万9000円とした。
 集落道路などの排水整備や舗装新設工事を行う一般市道整備事業には2億4720万6000円とし、工事費は1億8060万円を配分。
 幹線道路を改良する地方道路等整備事業には2億27万円を計上。工事費は1億5000万円で、対象は三村、杉並2丁目、東大橋、東ノ辻、根当、柏原、片岡、片野、下林(2路線)、真家、仏生寺の12路線。
 橋梁維持費は1億900万円で、谷向東橋ほか171橋の定期点検に9400万円、第6号橋と曽田橋の長寿命化修繕に1500万円を配分している。
 そのほか石岡駅周辺整備事業では、電線共同溝引込管等整備委託に2700万円、東西自由通路関連工事に900万円など。
 学校関係では、新規で石岡中と城南中の統合再編事業が始まる。改修工事費として6310万円を措置した。
 特別会計では、新規事業として公共下水道(真家、東成井、山崎、下林)と流域関連公共下水道(石岡、総社1丁目、2丁目)で、それぞれストックマネジメント全体計画を策定する。
 さらに介護サービス事業で、特別養護老人ホームのぞみの屋根防水改修工事に1799万3000円を盛った。