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建設経済新聞社
2017/02/10

【京都】下之町西部団地の更新住宅 河原町塩小路南東には2棟建設 合計延約9300u、30年2月着工

 京都市は、河原町塩小路南東ブロックに崇仁市営住宅の更新住宅を2棟建設する。
 崇仁市営住宅第21〜27号棟(下之町西部団地)の更新住宅を塩小路高倉北東ブロックと河原町塩小路南東ブロックに建設、住民の理解を得た上で分散移転する計画。
 下之町西部団地の計7棟の最も古い棟は築50年近く、新しい棟でも築30年超と老朽化が進行。全棟に浴室が無く、7棟のうち5棟にはエレベーターが設置されていない状況。
 更新住宅には各住戸に浴室を設置する予定のため、移転及び入居に一定のメドがついた段階で崇仁第三浴場は廃止・解体。また下京いきいき市民活動センター第二高齢者ふれあいサロンは、更新住宅に配置予定の集会室で代替し、移転・建替えとともに廃止・解体する。
 河原町塩小路南東ブロックには2棟建設する。塩小路交番東側の下京区上之町14−2他の敷地1143・47uに建設する崇仁市営住宅下西団地更新棟(下中北ブロック)(仮称)はRC造6階建、延1995・55u(建築面積486・71u)。店舗付共同住宅で建物高さは19・6m。住戸は25戸を収容する。
 計画地は元崇仁診療所ほか2棟の跡地で、沖潮開発(京都市左京区)で解体撤去工事を実施。
 塩小路交番南側の下京区下之町22−4他の敷地3300・81uに建設する崇仁市営住宅下西団地更新棟(下中南ブロック)(仮称)はRC造10階建、延7266・36u(建築面積1331・11u)。店舗付共同住宅で建物高さは30・8m。住戸は96戸を収容する。
 計2棟は30年2月上旬に着工し、31年8月下旬の完成を目指す。
 塩高更新棟(仮称)新築工事、下中北更新棟(仮称)新築工事、下中南更新棟(仮称)新築工事、崇仁診療所解体撤去工事、仮設店舗付き住宅解体撤去工事、自治会館解体撤去工事の設計は三宅建築事務所(京都市左京区)。