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北陸工業新聞社
2017/02/16

【富山】23年に建て替え着工/魚津市役所本庁舎の耐震化/震度6強で倒壊の危険

 県が発表した要緊急安全確認大規模建築物の耐震診断結果で、魚津市役所本庁舎について「震度6強以上の地震で倒壊の危険性がある」と判定された。耐震化等の予定として2023年に建て替え工事に着手し、25年の完了を示している。
 本庁舎(釈迦堂地内)は67年に建設され、規模はRC造4階(塔屋付)建て延べ6922・79平方。95年に実施した耐震診断では、「大地震時に水平力を負担する耐震壁が足りず、耐震強度を満たしていない」と指摘されたが、切迫した財政状況などを踏まえ、学校や公民館の改築を優先させてきた。
 市公共施設再編方針では、民間活力の活用も視野に入れながら23年度までに本庁舎を建て替え、それまでの間は既存庁舎の耐震化は行わないとしている。場所は現在地としているが、駅舎との一体的整備の可能性も検討していくことを方針としている。

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