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　豊橋市は、２０１７年度事業で五並中学校北校舎の大規模改造を計画しており、実施設計を開始した。鈴木賢治アトリエ（豊橋市）に業務を委託、５月22日までの繰り越し業務で改造内容など詳細をまとめる。本体工事は７月ごろの発注を目指しており、予算化を図る。
　同校北校舎は、鉄筋コンクリート造３階建て延べ１１５２平方�bで、職員室や保健室、図書室などを配置している。今回の改造では主に、外壁や屋上の他、内装、建具などを対象に進める計画。また、電灯・コンセント設備、放送設備、幹線・動力設備の電気関係と、給排水設備、ガス設備、消火設備の管、冷暖房設備、換気設備に対して更新を行う。
　同計画は、校舎の老朽化対策として進めるもので、施設の維持や保全とともに、機能回復などが目的。今回の業務では、現校舎の現況調査を実施設計に反映して改造内容の詳細をまとめる考え。本体工事に伴い、工事期間中の対応として、敷地内に仮設校舎を整備する予定だ。
　同市では、17年度の単年度で事業を完了する方針で、予算化などの準備を進める。仮設校舎はリース契約とし、別途工事として７月ごろに発注する見通しだ。
　所在地は、細谷町北芋ケ谷30ノ44。

提供：建通新聞社