トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

北陸工業新聞社
2017/02/21

【新潟】きめ細かな公共事業に重点/米山知事が提案理由説明/県議会2月定例会

 新潟県議会2月定例会は20日開会し、米山隆一知事が提案理由説明を行った。
 17年度一般会計予算の総額1兆2547億6000万円および16年度一般会計補正予算6億4606万1000円など41議案が上程された。
 冒頭、米山知事は糸魚川市の大規模火災における政府、各政党等に感謝の意を表した上で「生活と事業の再建、復興に向けた新たなまちづくりを支援していく」と力を込めた。
 また、国の補正予算を早期執行する考えを示すとともに「平成29年度予算案と一体とした切れ目のない対応により、安全・安心の確保や拠点性の向上、県内経済の下支えに努める」と強調。県内交通網に関しては「日本海沿岸東北自動車道など高速道路を含む道路網の整備と併せ、歩道の整備や交差点の改良による円滑な交通確保など日常生活に密着したきめ細かな公共事業を重点的に推進する」と話した。
 『夢おこし』政策プランに代わる新しい総合計画では12月議会後に成案をまとめる考えを示した。病院関係では県立十日町病院に附属する看護専門学校の開設に向け、看護教員の養成を行うほか、県央基幹病院は実施設計への着手や燕労災病院の移譲準備、吉田病院については改築の検討を推進する。老朽化の新潟盲学校・聾学校の建て替え整備では基本設計に着手すると述べた。

hokuriku