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日本工業経済新聞社(山梨)
2017/02/23

【山梨】大月バイパスで改良工/17年度直轄道路計画

 国土交通省関東地方整備局が山梨県に通知した2017年度の県内直轄道路改築事業計画(中部横断自動車道を除く)によると、国道20号大月バイパス(大月市)では改良工事などを、国道138新屋拡幅(富士吉田市)では調査設計や用地買収を予定している。
 路線ごとの計画は次のとおり。
 【国道20号新山梨環状道路(北部区間)】
 北部区間(甲斐市)は延長5q。全体事業費は353億円。16年度は調査設計を推進した。16年度当初の事業費は30億円。
 17年度は調査設計を予定する。17年度事業費は最大で1億円。
 【国道20号新山梨環状道路(広瀬〜桜井)】
 広瀬〜桜井間(L2q)は16年度に新規事業化した。全体事業費は226億円。16年度は調査設計を実施している。16年度当初の事業費は5000万円。
 17年度は調査設計を予定する。17年度事業費は最大で3億円。
 【国道20号大月バイパス】
 バイパス区間(L3・2q)のうち2工区(L1・5q。2車線)の整備を推進しており、16年度は道路設計や大月第二トンネル工事、JR横断函渠工事、改良工事を実施。16年度当初の事業費は18億7000万円。
 17年度は調査設計、改良工を計画。2工区は18年度の開通を予定しており、開通に必要な17年度の事業費は10億円から12億円程度。
 【国道52号上石田改良】
 甲府市上石田地内の全体計画1qのうち、供用している0・75q以外の0・25q(4車線)が対象。16年度は調査設計、改良工を推進した。16年度当初の事業費は1000万円。
 17年度は改良工を予定する。17年度事業費は最大で1億円。
 【国道139号都留バイパス】
 全体延長は8q(2車線。都留市)。全体事業費は310億円。16年度は調査設計、改良工を推進している。16年度当初の事業費は4300万円。
 17年度も調査設計、改良工を計画する。17年度事業費は3000万円から最大1億円。
 【国道138号新屋拡幅】
 全体延長は延長2・6q(4車線。富士吉田市)。全体事業費は80億円。16年度は調査設計や用地買収を実施している。16年度当初の事業費は7000万円。
 17年度も調査設計、用地買収を推進する。17年度事業費は最大で1億円。
 【国道20号新笹子トンネル改修】
 大月市から甲州市までの約3・3qを対象に14年度に事業化。全体事業費は150億円。16年度は調査設計を推進した。16年度当初の事業費は4000万円。
 17年度は調査設計を予定する。17年度事業費は最大で1億円。