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日本工業経済新聞社(群馬)
2017/03/01

【群馬】県高崎土木事務所と建災防高崎分会が建設技術者研修会を開催

県高崎土木事務所(桑原幸治所長)と建設業労働災害防止協会群馬県支部高崎分会(関口功分会長)は2月27日、高崎市総合福祉センターで2016年度建設技術者研修会を開いた。県や同分会の技術者など約160人が参加した。
冒頭、県高崎土木事務所の須田広副所長は「発注者、受注者という立場の違いはあるが、地域の社会資本を整備し、高品質なものを提供することは共通目標。研修で知識や技術を吸収し、若手技術者の育成や労働災害防止などに努め、技術の研さん・伝承について共に改めて考える機会にしていただければと思います」と呼び掛けた。
関口分会長は「安全や品質管理の話を聞いて、新しい人に向けて今後の研修材料や次回以降の現場の参考にし、より良い品質確保、安全管理に努めていただければ」と訴えた。
研修会は、厚生労働省高崎労働基準監督署の鈴木淳安全衛生課長が「建設工事計画届出作成ポイント」、県土整備部契約検査課の山口順補佐(地域検査第二係長)が「公共工事における品質の確保について」、16年11月に開かれた群馬県建設業協会の施工技術発表会で優秀賞を受賞した施工技術発表を吉井建設(高崎市)の園部宏樹氏が行い、労働災害防止と品質確保への意識向上を図った。